皮膚を知り尽くしているから、できること。

賦活作用評価

特徴

検体の各種皮膚由来細胞に対する細胞賦活作用を、ミトコンドリアでのエネルギー代謝活性を指標に評価します。ミトコンドリア代謝活性を促進する素材は細胞機能の向上を促すため、 皮膚組織代謝の改善や老化遅延・回復作用が期待されます。

概要

毒性の示さない濃度の検体にて培養した皮膚由来細胞をMTTを含有する培地に交換します。MTTとはテトラゾリウム塩の一種3-[4,5-dimethylthiazol-2-yl]-2,5-diphenyltetrazolium bromideです。MTTは水溶性で黄色の溶液ですが細胞内に取り込まれると細胞内のミトコンドリアにある脱水素によってブルーホルマザン(Formazan)に変化します。このホルマザンは青色の非水溶性の結晶で生成後は沈殿します。これをイソプロパノールで抽出し、550nmにおける吸光度を測定することで、ホルマザン産生量(=ミトコンドリア酵素活性≒細胞の賦活作用)を測定します。



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