
EpiSkin™ < 三次元組織ヒト表皮モデル >

EPISKIN™エピスキンは成人ヒト表皮細胞をプラスチックインターセル中のコラーゲン膜上で培養して作製したものです。気液界面で培養することにより、正常な角化過程を経て、正常な角層機能を持つ再生表皮が形成されています。スモール(0.38c㎡)とラージ(1.07c㎡)の2種類があり、それぞれ化粧品原料、化粧品そのものの皮膚一次刺激性試験の動物実験代替法に使用することができます。
エピスキンスモールを使用した皮膚一次刺激性試験は、2010年にOECDにおいて世界で初めて皮膚一次刺激性試験の代替法として認証されています(OECD TG439)。
再生表皮モデル作成に用いられるヒトケラチノサイトは同意を得た健康なドナーから採取された形成外科手術皮膚(乳房/腹部)から単離培養されたものです。皮膚の受入れは適正な品質管理の下に実施されており、ケラチノサイトのソースである皮膚はHIV I型、II型、B型、C型肝炎ウイルスが未感染であること、さらに単離されたケラチノサイトについても細菌、真菌の汚染がないことを保証しています。
品質の確認エピスキンは、皮膚受入れ時の品質管理を実施するとともに、表皮組織のトレーサビリティー(追跡調査)と再現性を保証するISO9001の品質レファレンス基準に従って生産されています。このように作製されたエピスキンの薬剤に対する反応性を、標準刺激物質ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)に対する応答性で評価することによって品質の確認はなされています。
受託試験:EPISKIN™を用いた皮膚刺激性試験
EPISKIN™ 価格表
EPISKIN™ 表皮モデル |
キット内容 | 表面積 | 価格(税抜) |
small |
表皮モデル(12well) +維持培地+評価用培地 |
0.38c㎡ | 127,000円 |
large |
表皮モデル(12well) +維持培地+評価用培地 |
1.07c㎡ | 127,000円 |
オプション価格表
トレーニング価格表
皮膚刺激性試験(OECD TG439)の実施を目的にEPISKIN™をご購入いただく場合、事前にトレーニングの受講が必要となります。