皮膚を知り尽くしているから、できること。

ニュースレターVol.64 (2014年10月29日)

。o○<シワ試験:結果の出やすい条件?>。.。o○o。.。o○o。。.。o○o。.。o○o。。.。o○o。.。



秋も深まってきて、朝晩は寒いと感じることも増えてきました。

NDRでは本格的にヒト試験のシーズンに入り、また様々なお問合せをいただいている状況です。


2011年に乾燥による小じわの改善を効能として記載できるようになってから、日本香粧品学会のガイドラインに準拠したシワ試験を3年間実施してきました。今回は、NDR社内でこれまで実施してきたシワ試験の結果を集計し、

①被験者の男女別、②試験開始の時期、③試験期間の長さ、で結果に影響があるかどうかを解析してみた結果について書きたいと思います(実際には、使用している製剤が試験毎に異なりますので、それほど厳密な解析ではありませんが…)。

まず、

①被験者の男女別については、有効な結果が得られるかどうかに男女差はほとんどなく、スキンケアの使用頻度が低い男性の方が結果が出やすいのではないかという我々の予想を裏切る結果となりました。

②の試験開始の時期については、かなり時期による影響が出ており、過去に実施したことのある4月~9月頃の試験は、10月~3月に比べると初期値の状態が良いためそれ以上の改善がなかなか出にくいことがわかりました。

③の試験期間の長さについては、2週間、4週間、8週間での試験実施経験がありそれぞれを比較したのですが、期間が長い方が結果が出るのではないか…という予想とは異なり、試験期間の長さによる結果の大きな違いはない、という結果になりました。

NDRが通常シワ試験の条件として推奨している20名(性別指定なし)、2週間という条件でも試験品の効能を十分評価することができますし、じっくり長期間使用して効果を確認することもできますので、試験の目的やご予算、希望の納期に合わせてシワ試験の評価系をご提案させていただければと思います。なお、現在かなり試験スケジュールが混み合っておりますので、ご検討の際はお早目のお問合せをお願いいたします。


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