皮膚を知り尽くしているから、できること。

ニュースレターVol.69 (2015年3月26日)

。o○<三次元モデルを用いた簡便な経皮吸収評価>。.。o○o。.。o○o。。.。o○o。.。o○o。。.。o○o。.。



まだ寒い日もあり、本格的な春が待ち遠しいと思うこの頃です。


さて、今回は「三次元モデルを用いた簡便な経皮吸収評価法」についてご紹介いたします。

経皮吸収試験というとやはりフランツセルに設置するのが当然と思っていませんか?確かに非常に便利な評価ツールであると思います。しかし、経皮吸収の実験はレシーバー側がシンクに保たれていれば、どのようなツールを使っても試験できるのです。実際、我々は三次元モデルを12ウェルプレートに設置するだけで試料Aと試料Bの吸収比較をしております。ただ、この場合、学術的な正確なパラメーターなどは算出できないと考えていました。また、三次元モデルが非常に小さく薄いため、フランツセルに設置するのが、とても困難という問題点がありました。

そこで今回、我々が提案するのは市販のガラス瓶を使う方法です。三次元モデルとガラス瓶の口径が合えば、三次元モデルの培養カップごと切り離さずに、乗せるだけで設置することができ、フランツセル同様の試験環境を作ることができます。これば非常に簡便でコスト面でも抑えられます。その他、温度制御やサンプリング方法、どのような試験に使えるかなど、情報はまだまだありますが、お話はここまで。


もし、この試験にご興味があれば、当社までお気軽にお問合わせください。

当社では、このin vitro法だけなくin vivo(テープストリッピング)法も行っており、その時のお客様の要望に合った経皮吸収試験を提案いたしますので、ぜひ、お問合わせください。お待ちしております。


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