皮膚を知り尽くしているから、できること。

ニッコールグループのニコダームリサーチがCTI-BIOTECH社と新たに提携          — 今までにはない次世代の三次元組織モデルやヒト摘出皮膚を用いた評価が可能に —

ニッコールグループのニコダームリサーチ(本社:大阪市中央区安土町1-6-14 朝日生命 辰野ビル 社長:関根 正悟)は、このたび新たなビジネスパートナーとしてCTI-BIOTECH社(本社:Bâtiment A16 5 Avenue Lionel TERRAY 69330 MEYZIEU-LYON FRANCE 最高経営責任者:Dr. Nico Forraz)と提携し、415日にフランスのリヨン市庁舎 HOTEL DE VILLE調印式を行いました。調印式は、リヨン市長および在フランス日本大使の列席の下、多くの関係者の皆様にご参列いただきました。調印式後はCTI-BIOTECH社へ移動し、メイジュー市長の列席の下、ニコダームリサーチのEU駐在員事務所の開所式も行いました。

 

 CTI-BIOTECH社は2009年にPr. Colin McGuckinDr. Nico Forrazによって設立され、成人由来の幹細胞を使って人工肝臓組織を世界で初めて作り上げた医薬系のベンチャー企業です。これまでに肝臓、腎臓、神経、骨、血液、免疫、血管、皮膚、角膜など数多くのヒト組織の再構築技術を開発してきました。

 また、CTI-BIOTECH社はEU癌研究のコンソーシアム(IMODI 1)に参加しており、National BioBankとして幅広い年齢層のさまざまな生体組織をストックしています。複数の病院と提携しているため、条件に適合する皮膚を摘出後に入手することが可能です。

 

 一方、ニコダームリサーチは、化粧品・医薬品・食品などの安全性や有用性を最先端の皮膚科学に基づき第三者機関として評価している会社です。日本の研究機関のみならず、海外の皮膚評価機関とも提携して多岐にわたる評価を行っており、お客様のご要望に応じて的確な評価方法をご提案しています。

 

 

 EU駐在員事務所の開所により、主にヒト皮膚組織を用いたex vivo評価ができるようになり、経皮吸収性試験や毛包を用いた試験など、日本のラボでは実施困難な試験の受託が可能となりました。また、神経の存在する皮膚組織を用いるなど、お客様のニーズに応じたさまざまな評価系の構築が可能となり、オリジナルの有用性評価も行えるようになりました。さらに、CTI-BIOTECH社のNational BioBankを利用して幅広い年齢層、さまざまな部位の皮膚組織を用いた染色評価が可能となりました。ニコダームリサーチでは、このような最先端の手法を駆使することで、皆様のビジネスをサポートして参ります。

 

1) IMODI : Innovative Models Initiative against Cance

 

【お問い合わせ先】

 株式会社ニコダームリサーチ 

 

 営業部 栗原 浩司  (TEL) 06-6125-3501  (mail) info@nikoderm.com