BIOTOSKIN社
ニコダームリサーチはフランスのBIOTOSKIN社と提携し、ex vivo、in vitro評価試験を行っています。
BIOTOSKIN社について
BIOTOSKIN社はフランスの試験機関で、化粧品・製薬業界向け評価試験
を行っています。
自社開発の特許取得済み装置や独占使用権を持つ装置と、パートナー企
業との連携により、他社にはない評価試験を提供しています。
また、 医療機関との緊密なネットワークを活かし、摘出手術後数時間以
内の新鮮なヒト由来摘出皮膚を用いたex vivo評価試験の提供が可能です。
※BIOTOSKIN社のHPはこちら
ex vivo評価試験
マイクロダイアリシス法(微小透析法)を用いた皮膚透過性(経皮吸収性)試験
マイクロダイアリシス法は、新鮮な状態の皮膚で、真皮に存在する物質の濃度を連続測定できます。
皮膚から浸透した物質以外に、皮膚内で生成された物質の測定も可能です。
原理
- マイクロプローブの先端に半透膜を装着し、真皮に挿入。
- 灌流液が循環する2本のチューブにマイクロプローブを接続。
- マイクロプローブの外側から内側へ対象物質が移動。(濃度勾配発生)
- 透析液を一定の間隔で採取し、定量。
フランツセルを用いた皮膚透過性(経皮吸収性)試験
フランツセルは皮膚透過性(経皮吸収性)試験で一般的に用いられる装置です。
BIOTOSKIN社は、フランツセル用いたex vivo皮膚透過性(経皮吸収性)試験も行っています。
表皮・真皮のそれぞれの浸透や、ヒト由来摘出皮膚の透過を評価します。
ヒト由来摘出皮膚を用いたex vivo皮膚透過性(経皮吸収性)試験は、ヒト皮膚特有のバリア機能を有しているため、実使用に即した吸収性や、安全性を考慮した吸収性を評価したい場合に最適です。
※グラフはイメージです。実際の測定結果と一致しない場合があります。
in vitro評価試験
Glasbox+®を用いた線維芽細胞の収縮率測定試験
Glasbox+®はBIOTOSKIN社が開発した特許取得済みの装置で、線維芽細胞の収縮率を測定することができます。
健康な線維芽細胞と比べて、シワやたるみ部位の線維芽細胞の収縮力は低下していることが示されています。
線維芽細胞の収縮率が高いと、肌のハリ感の向上や、たるみ部位の減少に繋がる可能性があります。
BIOTOSKIN社では、その他ex vivo、in vitro評価試験も行っております。
詳細はお問い合わせください。