皮膚を知り尽くしているから、できること。

ニュースレターVol.67 (2015年2月5日)

<新規評価:コラーゲン可視化法>

 

今回は、線維芽細胞により産生されるコラーゲンを可視化する試験項目を新たに追加しましたので、ご紹介させていただきます。


皮膚は主に、表皮・真皮・皮下組織の3層構造からできております。真皮のうち、コラーゲンは真皮乾燥重量の約70%も占めるタンパク質であり、肌の「しわ・たるみ」形成と深い関わりを持っていることは広く知られています。そのため抗老化の評価として、コラーゲンが主要なターゲットにされてきました。

当社でもこれまでI型コラーゲンを評価する方法としてELISA法を用いた手法を実施してきました。これは線維芽細胞によって産生されたコラーゲンを定量して評価する方法です。


今回、新しい評価法として、線維芽細胞周囲に産生されたコラーゲンを免疫染色法で可視化する方法を確立しました。この染色法を利用することで、素材によるコラーゲン産生の差を画像として示すことができます。これからのコラーゲン産生データの取得は、ELISA法と可視化を合わせて評価してみてはいかがでしょうか。ご興味がございましたら、どうぞお問い合わせください。


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