皮膚を知り尽くしているから、できること。

セミナー開催のご案内

拝啓 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素は格別なお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。 

さて、この度弊社におきまして、下記内容にてセミナーを開催いたします。今回のセミナーでは、長年、㈱資生堂で代替法研究に携わってこられた板垣教授(現横浜国立大教授)を特別講師としてお招きし、毒性学の発現機構から代替法の詳細についてお話頂きます。また、ニッコールグループの各専門スタッフが化粧品の安全性評価の具体的な方法について分かりやすくご説明いたします。途中の休憩では講師と懇談できるスペースと時間を設けておりますので、普段聞きにくいことなども活発にご質問下さい。

このセミナーを通じてニコダームリサーチがご提供しておりますサービスや受託試験について、より深くご理解いただき、皆様の製品開発のお役にたてれば幸いです。

お忙しいとは思いますが、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。

敬具

○開催日時:2015年3月5日(木曜日)

○開催時間:受付       13:30~14:00 

特別講演     14:00~15:30

休憩(懇談会)  15:30~16:00

      トピックス1~3 16:00~17:30

○開催場所: 大阪産業創造館6F

      大阪府大阪市中央区本町1丁目45(別紙参照)

○定員:  70名 ※定員になりしだい締め切らせていただきます。また、競合会社等のご参加はご遠慮いただく場合がございますのでご了承下さい。

 

【セミナー内容】

化粧品の安全性評価

- 毒性の基礎から試験法の具体例まで -

 

特別講演:毒性の発現機構と動物実験代替法

安全性試験に係わる動物実験代替法を開発するためには、毒性の発現機構の理解が必要です。それ故に、今回の講義では、まず毒性の発現機構についてお話しします。次に眼刺激性試験と皮膚感作性試験を事例に、動物実験代替法について詳しくお話しします。また動物実験代替法の課題とその対応について私見を含めお話ししたいと考えております。そして最後に参加された皆様と今後の安全性保証について議論できれば幸いです

講師:横浜国立大学大学院工学研究院 教授 板垣 宏

(元㈱資生堂 代替法開発研究所長)


トピックス1:動物実験代替法の現状について

昨今、化粧品や医薬部外品の安全性の重要性が益々高まっている。化粧品は、2001年4月施行の改正薬事法により、製造販売元が自己責任において安全性を担保することとなっている。日本化粧品工業連合会から「化粧品の安全性評価に関する指針」が発刊され、化粧品の安全管理に関する啓蒙が行われている。一方、EUでは2013年3月に化粧品の動物試験禁止に関する法律が施行され、現在世界的な流れとなってきている。今回、化粧品や医薬部外品の安全性試験に用いられる動物実験代替法について概説する。

講師:㈱ニコダームリサーチ ゼネラルマネージャー

 京谷大毅

 

トピックス2:動物実験代替法を用いた安全性評価について

EUにおいては、2013年3月に化粧品の動物試験が禁止され、動物を用いない安全性評価は、化粧品業界を中心に広まりつつあり、原料のハザード評価などに活用されている。今回は、我々が実施する化粧品や医薬部外品の動物実験代替法による安全性評価について、試験原理や実際の評価について概説する

講師:㈱コスモステクニカルセンター 有用性・安全性評価部

副主任研究員 藤代美有紀

 

トピックス3:ヒトを用いた安全性評価について

現在、化粧品の安全性を評価する上で動物愛護の問題から動物実験代替法が活用されているが、その一方で、製品の最終的な安全性を担保するためにはヒトを用いた安全性試験の実施が不可欠である。今回は我々が受託している、ヒトを用いた各種の安全性評価の方法について具体的に紹介する。

講師:㈱ニコダームリサーチ 営業部

部長 栗原浩司

申込方法

申込書をダウンロードして頂き、必要事項をご記入の上、
弊社までFAX(06-6125-3530)をお送りください。
大阪:セミナーのご案内150305.doc
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