皮膚を知り尽くしているから、できること。

動物実験代替法

2013年3月11日より、EUにおいて化粧品および化粧品原料の有用性・安全性評価に動物実験を行うことが禁止されました。

日本や米国、ならびに他の国におきましても、動物実験は廃止される動きが強く、特に化粧品業界を中心に動物実験代替法の開発が盛んに行われております。

 

ニコダームリサーチは、フランスの三次元培養組織モデルメーカーであるEPISKIN社と技術提携しており、有用性評価に積極的に三次元培養組織モデルを取り入れております。

三次元培養組織モデルを使用する事により、従来の単層細胞培養系では実施困難でありました製剤や難水溶性素材を評価する事も可能です。

また、三次元表皮モデルであるEPISKIN™、およびSkinEthic™ RHEは、皮膚腐食性試験の動物実験代替法OECD TG431、および皮膚刺激性試験の動物実験代替法OECD TG439の適用モデルとして認められております。

三次元角膜上皮モデルであるSkinEthic™ HCEは、眼刺激性試験の動物実験代替法としてECVAMにて評価中のモデルです。

ニコダームリサーチでは、これらのモデルを用いた試験も実施しております。

また、三次元培養組織モデルを用いた試験以外に、ECVAMにて評価中の皮膚感作性試験の動物実験代替法であるh-CLAT法、また、皮膚光毒性試験の動物実験代替法OECD TG432などの試験も実施しております。

動物実験代替法 受託一覧

 

試験名 ガイドライン

皮膚刺激性試験

RHE法

OECD TG439
製剤法  
眼刺激性試験 HCE法 OECD TG492
STE法 OECD TG491
皮膚感作性試験 h-CLAT法 OECD TG442E
KeratinoSens™法 OECD TG442D
DPRA法 OECD TG442C
ADRA法 OECD TG442C
光毒性試験 3T3-NR法 OECD TG432
細胞毒性試験 3T3-NRU法 OECD GD129

※試験実施スケジュールは随時お問合せください。