皮膚を知り尽くしているから、できること。

抗シワ評価試験(日本香粧品学会ガイドライン準拠)

特徴

化粧品、医薬部外品の抗シワ効能に関する評価方法として、日本香粧品学会 抗老化機能評価専門委員会により策定された、「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」に基づいてヒトのシワ改善作用を評価が可能です。

概要

ガイドラインに記載された抗シワ製品評価法は、シワ評価の標準的な方法として認知されているものです。

また、平成23年7月に厚生労働省より、化粧品の効能として「乾燥による小ジワを目立たなくする」という項目が追加され、化粧品への表示・広告が可能となりました。

この効能を標榜するためにはガイドラインに基づく試験を行い、効果を確認することが必須となっています。

効能の標榜を目的とする場合に限らず、いずれの評価法も一般的なシワ改善作用の評価方法として用いることが可能です。

試験例

シワグレード標準による目視/写真画像での評価

ガイドラインのシワグレード標準に基づき、熟練評価者がシワグレードの目視判定を行います。

 ※皮膚科専門医による判定もご相談に応じます。

シワグレード

シワ部位のレプリカの三次元機器評価

目尻のシワのレプリカを取り、非接触3D測定装置 PRIMOS CRを用いてシワに関するパラメーターを測定します。

 

・シワ面積率  

・最大シワ平均深さ  

・最大シワ最大深さ  

・総シワ平均深さ

VISIA(TM) Evolutionを用いたシワ本数評価

VISIA(TM) Evolutionを用いたシワ本数評価

 

 左  :シワ解析画像

中央:毛穴解析画像

 右  :かくれジミの解析            画像

顔画像VISIA(TM) Evolution (Canfield Scientific, Inc.,USA)を用いて、画像解析によりシワ本数を評価します。


*VISIAの評価はガイドライン記載のものではありませんが、簡易に作用を確認できる評価法としてご紹介しております。

中国試験機関での抗シワガイドライン準拠試験

◉ 特徴

  • 日本国内より乾燥する季節が長く、試験に適している期間が長い(実施期間目安:9月~5月)
  • 試験の受入れ可能件数が多く、短納期で試験結果を提出(リードタイム:約4か月)
  • 被験者母数が約10万人と多く、目的に合った被験者選択が可能
  • 試験内容、測定機器は国内実施と同条件で実施でき、価格・納期を圧縮

 

◉ 測定項目(ガイドライン準拠の内容)

1.シワグレード判定

2.シワの三次元解析(Primos CR使用)

シワ面積率/最大シワ平均深さ/最大シワ最大深さ/総シワ平均深さ/シワ総体積

3.目尻の写真撮影

 

納期は、試験機関の空き状況によって変動します。

詳しくは、下の「お問合せフォーム」よりお問合せください。

 

倫理審査委員会による審査

ヒトを対象とした評価試験の場合、試験実施前に倫理審査委員会による審査が必要となります。

倫理審査委員会

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