摘出皮膚を用いた経皮吸収性試験
特徴

弊社はフランスのBIOTOSKIN社と提携し、「ヒト摘出皮膚」を用いた経皮吸収性試験を行っております。BIOTOSKIN社ではフランスで摘出皮膚を入手するためのライセンスを所有し、11の病院と契約しているため、皮膚を継続的に入手することが可能です。また、フランツセルも多数所有しており、経皮吸収性試験の実績もあります。機器の持ち込みや見学も自由にでき、実績として10社以上の日本のお客様に来社いただいております。
経皮吸収性試験の皮膚は冷凍保存後に解凍して使用するケースが多いですが、術後数時間以内のフレッシュな皮膚でも試験できます。
(※現在、新型コロナウイルスの影響により摘出皮膚の入手が困難な場合がございます。詳しくはお問合せください。)


概要
測定データ例

摘出皮膚を用いた経皮吸収性試験は、三次元皮膚モデルを用いた場合と同様に累積皮膚透過量等のデータが得られます。
”製剤間での比較”を行うという目的であれば三次元皮膚モデルでも十分ですが、ヒト皮膚のバリアー能は非常に高いため、実際の吸収性は異なります。
実使用に即した吸収性や、安全性を考慮した吸収性を評価したい場合は 「ヒト皮膚」 で試験することが推奨されます。