摘出皮膚を用いた皮膚透過性(経皮吸収性)試験
特徴
弊社はフランスのBIOTOSKIN社と提携し、「ヒト摘出皮膚」を用いた皮膚透過性(経皮吸収性)試験を行っております。
BIOTOSKIN社ではフランスで摘出皮膚を入手するためのライセンスを所有し、11の病院と契約しているため、皮膚を継続的に入手することが可能です。
また、フランツセルも多数所有しており、皮膚透過性(経皮吸収性)試験の実績もあります。
機器の持ち込みや見学も自由にでき、実績として10社以上の日本のお客様に来社いただいております。
皮膚透過性(経皮吸収性)試験の皮膚は冷凍保存後に解凍して使用するケースが多いですが、術後数時間以内のフレッシュな皮膚でも試験できます。
概要
測定データ例
摘出皮膚を用いた皮膚透過性(経皮吸収性)試験は、三次元皮膚モデルを用いた場合と同様に累積皮膚透過量等のデータが得られます。
”製剤間での比較”を行うという目的であれば三次元皮膚モデルでも十分ですが、ヒト皮膚のバリアー能は非常に高いため、実際の吸収性は異なります。
実使用に即した吸収性や、安全性を考慮した吸収性を評価したい場合は 「ヒト皮膚」 で試験することが推奨されます。